このレビューはネタバレを含みます
攻殻機動隊ARISEシリーズの4作目。これで一応4部作は完結します。
毎度のことながら伏線や設定が緻密で難解で一見ではわからなかった。
ツダ・エマの中にいた二人目のゴーストとか、敵対する理由とか、とにかく背景をしらないといつまでも落ちないままでいた。
設定としては
クルツ=国内派(兵器を国内で調達できるようにしたい)
ホヅミ=国外派(海外から購入したい)
と、それぞれ対立している。
これだけでも厄介なのに
501機関にスカウトされたエマと、
陸軍情報部にスカウトされたブリンダJrが出会ったことにより、
疑似記憶をパッケージする能力とゴーストをダビングする能力が混ざって、
設定をより複雑にしていました。
内政的な争いもあり、クザン共和国はいいように利用されているな、と思いながら最後ようやく3周目くらいで腑に落ちました。
いつかオーディオコメンタリーで解説してほしい。