ワイン文化の影の部分。初っ端からどうも、ワイン生産者達が登場しないなと思っていたら。。。案の定ビジネスの話。投資の対象になってしまうボルドーワイン。希少価値という点で言えば、世界規模の視点から考えれば、奇跡の場所に違いないのだから、気持ちとしては分かるよ。でもね、う~~ん、難しい。ロマンだけでワインは語れないのも事実だから。全世界の飲食業が一斉に投資目的に使われる産地のワインは取り扱わない、みたいな運動が拡がれば、この悪しき状態は変わるのかも?飲みもしない超高価格なワインを抜栓すらしないで、もっと言えば購入したワインを見もしないで、自分が買った値段より上乗せして売るだけの「数字」なってしまう「ワイン」自体が可愛そうだ。ワインにはストーリーが必ずついてくる。銘醸地になればなおさらだ。カネさえ出せば何をしてもイイというグローバル経済が産んだ罪だね。