このレビューはネタバレを含みます
「タクシードライバー」「グッドフェローズ」「ギャング・オブ・ニューヨーク」などバイオレンスに特化したマーティン・スコセッシ監督作品です。
今作も今までの作品を凌ぐ暴力の嵐です。
スパイダーマン、カイロ・レン、クワイ=ガン・ジンとなかなか偏った豪華キャストです。
日本人キャストも有名どころが多数出演しており、中国人や韓国人に日本人役をやらせることが多いハリウッドらしくなく、配慮が行き届いています。
今作ですが、基本的に拷問シーンの連続です。
体に藁を巻いて海に落とすとか、すぐ死なないように首に小さな傷をつけてから逆さに吊るなど、今まで見たことがない拷問シーンもあった。
十字架にかけれている人のシーンなら、よその映画で山ほど見てるが、十字架にかける方法は初めて見た。
地面に十字架を置いて、そこで固定した後に十字架ごと持ち上げるものだと思っていた。
なかなかヘビーなシーンの連続だが、映画としてはそこまで面白くは無かった。
エンタメ要素が少なすぎる。
でも、役者の人たちは、やりごたえあっただろうな。