KAREN

沈黙ーサイレンスーのKARENのネタバレレビュー・内容・結末

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

どの間もたっぷり取られていて、日本的だと思った。セットも小物も隙がない。スコアはとりあえずこの映画のクオリティを思って。
遠藤周作は「女の一生」を高校の時に宿題で読まされて、ひどく泣いたことがある(感動して)。
特に意志もなくミッション系の学校に6年間通い毎日お祈りを唱えて、小さいチャペルから大聖堂と呼ばれるような立派なものまでみて、ミサにも紛れ込んで、でもなんやねんこれ、なんでなんって、この宗教が当たり前のようにたくさんの人に信仰されてるのか理解できなかった。理解できないけど何故か引き込まれる。
けど今を考えちゃいけないなあ
この時代の貧しい人達だから救いが必要。恵まれてる今なら、仏教もキリスト教も昔ほどの力は持たないだろう。
これを観たクリスチャンの感想を聞きたいし、スコセッシのインタビュー見てみたい。原作読みたい。
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