カレス

パパが遺した物語のカレスのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
3.7
IMDb 7.0
ドラマ映画
吹替版
原題:Fathers and Daughters

主演の3人は好きだし、今思えば悪くない映画だった
ジェイク = ラッセル・クロウ
ケイティ = アマンダ・セイフライド
キャメロン = アーロン・ポール

ジェイクは父で小説家、キャメロンはジェイクの熱烈なファン。

ケイティが7歳の時に母が交通事故で亡くなる。ジェイクの入院中、ケイティは母の姉夫婦に預けられる。ジェイクは事故の後遺症と妻を失った悲しみに耐えながら、また義姉がケイティの養育権を主張するのと争いながら「父と娘」の執筆に力を尽くす。
ケイティは成人し、カウンセラーとして生活している。愛されて育たなかったため愛を信じられず恋愛もできず、行きずりの関係を繰り返している・・・




以下ネタバレ

というのがストーリーの走りなのだが、物語では幼少期にラッセル・クロウのオーバーアクトと思われるほど父に愛されていたのに、なぜケイティが愛を信じない女になってしまったのか甚だ疑問である。またキャメロンという恋人がいるのに衝動的に他人と関係を持ってしまったという話が不愉快である。ちなみに20年ほど前にドラマ「ダーク・エンジェル」で、ジェシカ・アルバ演ずる19歳のマックス(猫の遺伝子を持つジェネティック)が突然の発情に理性が耐えられず恋人がいるのに行きずりのセックスをしてしまい、ネットの投稿サイトに1人の視聴者が「楽しみにしていたのに、もう絶対見ない」と絶望の書き込みをしたことがある。これは私もたいへんショックを受けジェームズ・キャメロンを恨んだものだ(20年前にネットのどこのどんなサイトだったかはまるで覚えていない)。

「ダークエンジェル」のwiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)?wprov=sfti1

個人的な感想だが(最初から全部個人的な感想だけど)、幼い娘を一時的に預かった親族が養育権を主張するのは、「エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語」と同じだ。こっちは大好きな映画でやはりアマンダ・セイフライドが出演している。幼い娘の成長した姿が、一瞬しか映らないが、作品の美しさを印象づける。


アーロン・ポールの吹替はジェシー・ピンクマンじゃなきゃいやだ

コメント欄、観た人以外見ちゃダメ

追記
KOTAさんのレビュー読んで思い出した。
カーペンターズのこの曲が良かった(いい曲使えばいい映画になるとは限らないけど無駄な抵抗でもない)
https://youtu.be/V4aJMa-Livo
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