ウォレスとグルミットのシリーズが中々でないと思っていたら、短編である「ひつじのショーン」が映画化された。
しかしこのシリーズ誰もしゃべらないはずだが、映画化はそれを忠実になぞって音楽などを除きサイレント映画としても成立させている。
だからといって物語に分からないとこなどなく、ご主人を助けるため羊のショーンを始め牧羊犬のビッツァーなどが力を合わせる。
色々パロディも仕込まれているが、そういうことを抜きにしても笑えるし、よく脚本も練られている。
ご主人様の記憶を直そうと奮闘する涙ぐましい努力。
長編になっても面白さが失われていない。
こういう映画化なら大歓迎だ。