おくぽん

アラビアの女王 愛と宿命の日々のおくぽんのレビュー・感想・評価

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ロブ出演だったので。
ずっと出番があると思いきや、ロブはちょい役でした。
なんか、この手の役は他の映画と同じ感じのような…。

ニコール・キッドマン演じるガートルードの恋愛や旅の出来事が中心です。
世界情勢や政治のことはよくわからなかったので、もっと知っていたら深く楽しめたかもしれません。

砂漠やラクダ、アラビアの景色が美しかったです。

ガートルードが、その民族や国の、言葉や宗教や文化を大切にしていたことが伺え、だから、砂漠に住む民族に受け入れられたのだなぁと思いました。

後半、ハーイルの城で、若い首長のハーレムに入れられそうになるシーンで、預言者の言葉を語ったガートルード。
思い出したのは、旧約聖書の中で、アブラハムが命を守る為に、妻サラとの関係を偽ったこと。
民族の中で、宗教が重視され、預言者の言葉が重んじられていることを知ることが出来るシーンでした。
おくぽん

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