シネフィルFUKUHARA

不屈の男 アンブロークンのシネフィルFUKUHARAのレビュー・感想・評価

不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)
3.6
MIYAVIが細く小柄に見えてサイコパス。
恐ろしい役を引き受けたもんだ。
入れ墨だらけなので軍服はきちんと着ている演出なのだろう。
「脚本を読んで この役は私しか出来ないと思った」と『BABEL』(2006)で語った菊地凛子の言葉を思い出した。少し似ている。
でも調べたら「元々はアンジーがYouTubeなどを通してMIYAVIのギタープレイを前々から鑑賞しており、アンジーがMIYAVIの大ファンであったことがきっかけである」との事。

『オッペンハイマー』(2023)の様にアメリカではユニバーサル配給なのに東宝東和が配給しなかった『アンブロークン』(2014)。日本人に配慮したからだろうが、この時もビターズ・エンドが配給権を買って2016年に劇場公開日した。
そういった過去のコネクションが『オッペンハイマー』の日本配給の契約でスムーズにいったんじゃないか、という考察は「成る程」と思った。(松崎健夫さん)

続編の『アンブロークン: パス・トゥ・リデンプション』(原題:Unbroken: Path to Redemption)は日本未公開。