マネシツグミ

不屈の男 アンブロークンのマネシツグミのレビュー・感想・評価

不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)
3.2
アンジェリーナ・ジョリー監督でコーエン兄弟の脚本だが公開時は反日映画との批判が多かったので敬遠してた。
観て思ったのは、やはり自分の目で観ないといけないということ。戦争には大なり小なりあのようなことがあったのではないだろうか。日本軍にだって「戦場にかける橋」もあれば「バルトの楽園」だってある。
アンジーもこの映画は反日を訴えるものではなく、信じる力と許しがテーマだと言っている。これはエンディングで主人公のルイス・ザンペリーニ本人が、長野オリンピックの聖火ランナーとして日本の地を走る映像に集約されていると感じた。