ルイ・ザンペリーニの伝記。
イタリア系アメリカ国民の
元オリンピック選手で
東京オリンピックにも出場予定だったところ、
第二次世界大戦で搭乗していた爆撃機が墜落、
海に落ちて、47日間、漂流。
さらにそのあと、日本で捕虜となり、
どんな処罰にも耐え抜いたことから
かえって目をつけられてしまい、
他の捕虜たちよりも酷い扱いを受け続けます。
オリンピックに出た経歴が
こんなにちっぽけに見えるとは…(笑)
実話でなかったら
「詰め込みすぎ」ってツッコみたいぐらい
これでもか、の不遇三昧。
"不屈の男" がこんなに似合う人
なかなか三次元にはいないんじゃ…。
でも
観てみてわかったんですが、
この映画のすべては
終戦して帰国してからのラストにあります。
あたしは泣きました。
一瞬で。
あそこに、いたんだ、って。
映画としては
そんな面白いわけではありませんが
伝記が好きな方はぜひ。
おすすめです。