◼️やっぱりいけていないおっさんだった?!◼️
『女っ気なし』でいけてないハゲデブオヤジを演じたバンサン・マケーニュ氏が、本作でも主役〜✨
バンサン・マケーニュ氏が出てくると、なんだかホッとした気分になる私です、笑
最初は『女っ気なし』の役よりいけているじゃない〜と、ちょっと彼を見直して見ていた私でしたが…。
だんだん、やっぱり彼いけていないかも…と、がっかりすると同時に、マクシムに同情する心理に傾くように〜笑
恋愛対象の若い女の子、メロディに花束を持って駅に迎えに行くシーン。
サッカー場まで彼女を探しに行くけど、警備員に断られるシーン。
おっさんなのに切ない〜😢
そして、”ロリコン”とまで言われる始末…。
縁がなかったと思えばいいんだよ、もう追いかけるのやめなよ〜と思い見ていましたが…
しかし、心済むまでやりたいようにやれば、いいこともあるのかも?!
ところで、原題は『Tonnerre』って地名なのに、邦題は『やさしい人』。
”やさしい人”って解釈が難しい〜
”やさしい人”というのがメロディのことを指しているならば、マクシムの刑を軽くする方向では”やさしい人”かもしれないけど、男たちを引っ掻きまわす点においては”いやな女”だ。
本作みたいな恋愛関係って、もうちょっと若い時に経験しといた方がいいよね〜
おっさんになってから経験すると大変なことになる、笑
◼️ギョーム・ブラック監督らしからぬ展開〜?!◼️
途中、拳銃が出てきた時にはどうなるんだろう?と思いましたが…。
ギョーム・ブラック監督作品だから、安心感はありました〜✨
同監督はフィルム・ノワールを意識したみたいですね〜🔫
現在、ユーロスペースでギョーム・ブラック監督の「みんなのヴァカンス」特集で上映中〜🎬
夏を味わえる映画ばかりかと思っていましたが、本作は、冬景色がとてもステキでした〜⛄️