このレビューはネタバレを含みます
盲目の少年レオと、幼なじみの女の子ジョアンナ。そして、次第に仲良くなる男の子ガブリエル。いつも一緒にいた二人だけれど、盲目のレオに沢山のものを見せてくれるガブリエルに次第に惹かれて行く様は、すごくわかる気がする。見えない映画を、二人でこっそり話しながら楽しんだり、月食を見に夜抜け出したり。照らすってどういうこと、って言った時に頬を触られて、日に照らされて片方が暖かくなるだろ、って、そして石を使って地球、太陽、月を表して、触って伝えてくれたり、そういうガブリエルの丁寧さとかあたたかさが素敵だった。少し疎遠になったジョアンナと、3人の仲が途中こじれるけれど、郊外学習のキャンプを通じて仲直りして、その後、レオとガブリエルが恋仲に。(好きになる描写は丁寧だけど、くっつくのは結構急かも)最後仲良く3人が過ごすのはよかった
彼の見つめる先を、一緒に見つめられる二人が素敵だな。自転車に一緒に乗るシーン好き！さわやかで青い恋愛映画って感じがする。テーマの一部には、障害とか、同性愛とか、親からの過干渉とか、色々あるのかもしれないけれど、全体を通して青春を感じる爽やかさがあって良い
