YukikoYamanouchi

螺旋銀河のYukikoYamanouchiのレビュー・感想・評価

螺旋銀河(2014年製作の映画)
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ファッションの仕事を始めたばかりの頃、新しいものを見ては憧れて、今思えば背伸びばかりしていた。

憧れと日常はどこか相反するものがあるけれど。

たくさんの事を繰り返すうちに、おしゃれの定義も変化して、例えば 見慣れた街の商店街がふいにかっこ良く感じたりするから不思議。


繰り返しているようで、同じ位置をたどらない螺旋。

人の関係もそんな風に繰り返しぶつかって深まったり、離れて行ったり。

無と無がぶつかり生まれる小宇宙みたい。


と、そんな風に思い巡らせる映画でした。