緩やかさ

自由が丘での緩やかさのレビュー・感想・評価

自由が丘で(2014年製作の映画)
3.2
ときは2014年。
キム・ミニの不在は感じる。
が、ミニが居なくても本作は面白くなりそうな雰囲気はある。

韓国人と日本人が英語でコミニュケートするので、物語の枠組みの部分がより抽出されているように感じた。
(時系列のいじり方は相変わらず不親切)

カメラワークも近年の作風に近づいてきている。
ズームはわりと常識的だった。
(珍しくズームアウトもあった)

自分がどうしてホン・サンス作品に惹かれるのか、少しわかってきた。
そのあたりはおって書いていきたい。

酒席シーンは3回。
最初は白ワインボトルと赤ワインボトル。
次は赤ワインボトル。
どちらも独特な形状のグラス(観光地のお土産みたいな)で飲んでいる。
3度目はビール2本と焼酎3本。
今回は飲み会クラッシャーはいなかった。

全編で67分。
ウ・ヨンウ弁護士1話分より短い。
この短さも心地よい。
ホン・サンスに長尺は似合わない。
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