自由が丘での作品情報・感想・評価・動画配信

「自由が丘で」に投稿された感想・評価

Foufou

Foufouの感想・評価

4.0
なんとまた、おおらかな映画でしょう。

そして、外国人の使い方がうまい。

加瀬亮を外国人として観るという、なんとも不思議な感覚を味わえます。するとどうでしょう、いい役者だなぁ〜って、しみじみ思われてくるじゃありませんか。

設定では二年も韓国にいたことになってるんだから、ちっとも韓国語を話さないモリ=加瀬亮はちょっと不自然なんだけど、第三言語である英語でつながる韓国人と日本人を撮ることの意味が、ヒシヒシと伝わってくるのでもある。こういうのこそ、国際感覚というんじゃないかなぁ。

キム・ミニにはどうしても監督自身の思い入れがレンズから溢れてしまう。そうした極私的感情から離れたところで撮るもののほうが、この監督はいいんじゃないか。

吉田健一の『時間』にかこつけて、時系列が相前後する。時にそうした映像の修辞が分かりにくさを生むホン・サンスの映画だが、本作はなんともしっくりきます。なるほど、こういうことをやりたかったわけか、と。

ロケ地にこだわるようにみえて、相変わらず土地の魅力を撮り切らないホン・サンスの気質は、本作のタイトルによく現れているのかもしれない。ちなみに東京の自由が丘は3丁目までで、8丁目はない。ただし、福岡の宗像市には自由ヶ丘8丁目が存在する。

邦題は『自由が丘で』。

トイレに閉じ込められた加瀬亮の運命やいかに?

本作でも全員が全員タバコを吸いまくり(吸ってるタバコを話題にすらする!)、三度四度とサシで深酒する。男と女が際どい話をし始めるのは、ワインの白が一本空いて、二本目の赤が三分の二空いたあたりから。男同士が和合するとき、焼酎の空いた小瓶が六本机に並んでいる。

まったくもって、リアルじゃありませんか。

そしてこちらも観終わる頃には安ワインが一本空いて、幸福な気持ち。
かこ

かこの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品に関しては、時間軸のずらし方が好みじゃなかった。
時間が遡っていくことによる負荷は思った以上に重たい。順に進むシーンも混ざってると尚のこと。
ぼんやり見るにしては、追わせる描き方だなー。ラストももう一捻りされてるし。

冒頭で時間について主人公も触れているし、時間を直線的に理解しない物語として受け止めようとしたが、自分には限界が来た。にしては一つ一つのシーンの書き方がなぁ。

この後、この作品でやりたかったことが要素分解されて諸作品が生まれてるのかなー、などと。
ri1112

ri1112の感想・評価

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「仕事?休暇?」っていやだなとか、モリ絶対モテるなとかだらだら考えながら楽しく観ました
mi8169

mi8169の感想・評価

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小娘とおっさんが怒鳴りあうところ、アンガーマネージメントォ!と突っ込まずにはいられないくらい沸点低くて笑った。
ズームはいつか癖になるんだろうか?最後の方にはくるぞ、くるぞと構えられるようになったが冒頭はぎゅいんぎゅいんしてて個人的に恐怖を感じるレベル。
映像の妙なリアルさや物語のファンタジー要素も登場人物の在り方も例えるなら根無草って感じで、このふわふわ感が心地いいのかもしれないが落ち着かなかったな〜1番しっくりきたぞと思ったところは夢オチだし。なんだろうなあ。好きではない、けど嫌いじゃない
社長

社長の感想・評価

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丘をこちらへ向かって歩く加瀬亮が、唯一向こう側へと消えて見えなくなるカットは夢なのか、行き着いた未来なのか、時間の流れと戯れて人々を再生してみること、編集という行為の不可思議な手触りが感じられた。
手紙を繰る手と歩く加瀬亮の繋ぎが、離れた2人の交流のようだった。
siori

sioriの感想・評価

3.5
いい加瀬亮 だるんとしたTシャツとチノパンと煙草、手には文庫本 いい!
人の日記を遡って読んでいっているみたいな、と思ったらそのままだった
ホン・サンスの酔っ払いみるとお酒が飲みたくなる
mone

moneの感想・評価

4.4
ホンサンス監督作品を初観賞。
加瀬亮と韓国人たちが慣れない英語を使って素朴なコミュニケーションを取るのが良かった。シンプルだけど、本質的な内容をついた、会話のやり取り。
作品としては時間軸の刻み方・構成と独特なズームアップが印象的だった。
特に良かったのは主人公モリの持つ哲学。自分を曲げずに、嘘をつかずに生きるには、周りとの衝突が避けられないことが容易に想像できる。旅先での出来事に翻弄されながらも、研磨された哲学を抱えた彼のもとでは、あるべきところに物事が収まっていく。この辺りの感覚は、村上春樹のダンス・ダンス・ダンスにかなり近しい論理で動いているように思った。

それにしても韓国のエリックロメールとも言われるだけあって、とても好みな作風だ。
犬がかわいい。
なんとなく加瀬亮でも眺めるか〜という気分になって見始めたら、ダル着ヒゲイングリッシュ加瀬亮(片手に文庫本)をツモってしまってアゲだった
anapan

anapanの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最期の最期に唐突に目的が達成されて終わるかと思いきや(それでも変な話!ってなったけど)、時系列の古いシーンが脈絡なく差し込まれて終わるあたりがホンサンス映画の軽やかさだと思いました。時系列のシャッフルは彼女が手紙を落としてページがバラバラになったり、抜けたりしてるまま読んでのに合わせて、、ということだろうけどそれだとやっぱり彼女と再会できた後に、シャッフルが入ってくるのがおかしいのだが、トリックの辻褄より重視することがあるという謎の作家性がおもしろい。
遡る時間の描き方がド下手
ペパーミントキャンディーとの落差よ!
話しかけてやったのに笑顔で対応しない女性を小娘扱いしビッチ呼ばわりする無職寄生虫爺の蛮行に怒髪天!
これが若い男ならここまでコケにしないだろ
年上ってだけで家も職もなく、食う飯すら作らない最下層野郎わきまえろ‼︎更年期か?
こういう時の男の謎の同盟早い早い
加瀬亮も共犯 最低
ホンサンス?あたおか!
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