酷い後味…
フィリピンでの戦闘を描いているが、まず飢えの問題が大きすぎて、これ本当に戦闘って言えるのか…?ってなる。戦う以前の問題。
相手は空爆からマシンガンから何でもあって、鉄砲一つで何ができるんだ状態。
主人公の朦朧とした意識と、フィリピンの大自然で、ずっと見てるとこっちまで頭が働かなくなる。
自分は一体何を見せられてるのか。
後半に向けてどんどん究極的な話になっていく。
もう戦争はいけないとかそういう話じゃなくて、人はどこまで酷いところまで行けるのかっていう人間の極限状態を見せられてる感覚になる。
人間性がなくなっていく。
怖い。
見終わった頃には、何でこの映画を見ようと思ったのか不思議に思うレベルの酷い気持ちになっていた…
衝撃です。