やさか

映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!のやさかのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

全体的に普通だった記憶。
昔見たけどフユニャンがかっこよかった印象くらい。

妖怪ウォッチをもつ小学生の天野ケータはある日、妖怪ウォッチを何者かに奪われてしまう。そこから妖怪のいる生活は一変。普通の生活に戻り、妖怪のことも思い出せずにいる。しかし、ひょんなことからジバニャンとウィスパーと再会。さらに祖母の家のあるケマモト村で浮遊霊の猫妖怪フユニャンと出会う。フユニャンから妖怪ウォッチはケータの祖父にあたる天野ケイゾウが初めて作ったものらしく、ケイゾウが過去のトラウマから作るのを辞めたことでケータの妖怪ウォッチも消えてしまったらしい。そこから妖怪ウォッチを取り戻すためにケイゾウがトラウマを克服できるかという内容。

この手のアニメ映画にしてはストーリーもしっかりしてたし、感動できるシーンもあり良かった。ケイゾウが友達であるフユニャンを守るために一歩を踏み出すシーンは普通に感動した。それにより妖怪ウォッチも復活するのだが、そこからケイゾウがトモダチ妖怪を同時召喚するシーンは胸熱だった。めっちゃかっこよかった。結局妖怪が全てを解決してるように見えて、ケイゾウがトラウマを克服するまではジバニャンやウィスパー、フユニャンと限られた妖怪だけで戦っていたのもかなり良かった。妖怪だけの力じゃなく人間の力で立ち向かっていたからこそ良いストーリーができたのだと思う。
ゲスト声優もめっちゃ豪華で、ウバウネに片岡愛之助、マスターニャーダに志村けん、ユキっぺに島崎遥香…豪華すぎ。特にマスターニャーダの志村けんは偉大な存在でめっちゃ強いキャラなのに貫禄が全然ないマスターニャーダにめっちゃ合ってた。ちょっと片岡愛之助は存在感が強すぎたけど笑

ただ、残念な点を挙げると、結局これってすぐにケイゾウが妖怪ウォッチを作っとけば解決したくね?やケータがほとんど置物だったように見えた。一応主人公だからもう少し焦点を置いてあげても良かった気がする。もしかしたら少年ビートもそれ程度の役でそれを忠実に再現したのかもしれない。少しツッコミどころもあった作品だった。

普通に楽しめると思うし、今の大学生とかは絶対妖怪ウォッチは通ったと思うから今見返してみると意外と楽しめると思う。妖怪ウォッチでは1番好きな映画です。
やさか

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