【♪あんの頃は(ハッ!)】
あの頃の妖怪ウォッチブームってちょっと異常でしたよね。
うちは上の娘が4歳くらいの頃で「お父さん、ジバニャン知ってる?」とお風呂で聞かれたのが最初。
(また新しいキャラクターが出てきたな・・・)
くらいにしか思ってなかったんですが、まさかその後のフィーバーを想像することはできませんでしたね。
子供がいると、そういう「流行り廃り」ってちょっと敏感になるというか、キャラクターに限らず、いわゆる「トレンドワード」みたいのってやっぱり速いですよね。
っていうか、そう感じている時点で「俺も年とったなぁ・・・」と実感しますが(笑)。
で、この作品は本当に「妖怪ウォッチ大フィーバー」の真っ只中の公開という事もあって、そりゃあもう世の中のお父さんお母さんはエライ目に遭うわけですよ。
≪前売り限定特典の妖怪メダルが欲しい!!≫
確か「フユニャン」だったかな?
えぇ並びましたよ。前日飲み会だったけど、並びましたよ。
子供が喜ぶ顔が見たくて並んだとも。
そうそう、周りにはそんなお父さんお母さんばかり。
(お互い大変ですね~。よかったらどうぞ)なんて言いながら缶コーヒーをご馳走してくれた見ず知らずのお父さん、改めて、あの時は本当にありがとうございました。
今でもやっぱりそういう特典の為に並んだりなんてこともあるんだろうけど、うちも段々と子供も成長して、そんな特典にもつられなくなり・・・。
先日、たまたま子供たちのおもちゃ箱の底に眠っていた「妖怪ウォッチ」を見つけ、電池を入れなおして遊んでいたら、子供たちも「懐かしい~~」となり、その勢いでDVDを鑑賞。
(懐かしい~~~~!)と子供たち。
っていうかまだ5~6年前の話じゃん!と思いながらも10歳の娘にしたら人生の半分くらいを遡る時間だし・・・まぁそれなりに懐かしいのか(笑)。
で、なんで妖怪ウォッチがこんなに流行ったのかな~なんて考えたら、やっぱりキャラクターの可愛さや物語のウケなんかは子供が入りやすいってのは大きいとは思うんですが、それに輪を掛けて大きかったのがメインが「妖怪」ってところですよね。
つまり世のお父さん、お母さんでも何となく知っている名前が沢山出てくるってとこがポイント。
ポケモンなんかは完全に敷居を跨がないと、ストーリーどころかキャラクターの名前すらもチンプンカンプンですが、絶妙に「昔取った杵柄」的な知識を武器に、今の子供たちとの会話がうまく成立するんですね。
それは単に親子の会話ってだけではなく「子供の趣味の世界に親が同じ目線で降りてきてくれる」って子供にしたらとっても嬉しいことで、それを知らず知らずにさせてもらってたんだな~と、何気に感謝ですよ。
それもあんなギャグアニメがね(笑)。
だから、いろんな意味でこの頃の「妖怪ウォッチ」には思い出もいっぱい詰まってる気がする。
劇場版はこの作品と翌年のまで観ました。
その後、子供が大きくなったってのもあるのかもしれないけど、ストーリーや設定も「もがいてるな・・・」と感じるようになってからは、親子してあまり見なくなったけどね・・。
もう「シャドウサイド」とかになってからは『絵が怖い』といってTVですら見なくなっちゃったし・・・。
だからなのか、原点に戻ってきた感のある最近の妖怪ウォッチは、娘は今度は弟と二人で見てますよ。
そして、懐かしくなったらしく、昔のメダルで遊んでます。
単純なお父さんは30年くらいキレイに取っておいたらプレミアとかつくんじゃない?なんて邪念しかありませんでしたが・・・。
懐かしいな~。たまたま期待せずに行ったイオンのおもちゃコーナーで偶然発見した「零式」を見て、娘と二人で「ぜ、零式あったぁ!」って大きい声出しちゃって・・・
そういう思い出が多い作品ですね。