P後輩

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイのP後輩のレビュー・感想・評価

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銀行とか病院の待ち時間なみの退屈さ。そして田舎の商店街にある洋服屋なみの安っぽさ。劇場で暴動やテロが起きなかったのが本当に不思議。ドナルド・トランプの支持者が好きそうな映画だ。偏見だが。

米フォーブス誌が選ぶ「2013年もっとも稼いだ作家ランキング」でトップに輝いたE・L・ジェイムズの大ベストセラーが原作らしいが、多くのひとが、この50過ぎのイギリス人作家のオバさんの妄想(ファンタジー)に喜々として付き合った結果なのだろう。原作は未読なのでなんともいえないが、映画を見ればなんとなく想像がつく。すくなくとも映画は、情趣のない、無味乾燥の、犯罪的な、集団訴訟レベルものだ。
「ぶって縛って辱めて!ただしイケメンのマッチョで金持ちに限る」っていう前提があってのファンタジーというのはわかるし、大いに結構なのだが、問題はヒトかけらも見るに値するショットとシーンが皆無なところにある。

だから30分ぐらいから集中力が完全に切れ、ジェイミー・ドーナンが鞭を持って「プレイ」を始める前に、こちらはハタキと布団タタキで別のプレイ(大掃除)を始めた。