Hana

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのHanaのレビュー・感想・評価

3.7
共感できたとは言えないし、理解できたとも思えないストーリーではあるものの、主人公の感情が動かないところには、自分も似たところがあり、また反対に、「破壊する」ことに対して、羨望みたいなものを今でも持ってるな、と気づかさせてくれた。

自分の枠組みというものを、いつしか自分自身で作ってしまう。

でも作ってしまっていることにも気づかなくなっていくものでもある。

この映画ほど、物理的に破壊しなくとも、前に進むためには(再生するためには)「破壊」というキーワードは大事なのかもしれない。
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