走る屍

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うの走る屍のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

なおしたいものをまずは分解しろ、というのはいいな。哀愁漂いながらラリってるようなジェイクギレンホールの暴れっぷりはなかなか愉快だった。
主人公とクリスの年齢の隔たりがない関係は好きだけど、ナオミワッツや義父母との絡みは不必要なほどに時間を割いてるように思えた。話に締まりがないというか…
映画の最後に出てくるメモ、「雨の日は私を見ないあなたも晴れた日には私を思うだろう」みたいな意味(超意訳)だと思うけど、このメモを微妙にニュアンス変えて邦題に持ってくる配給会社の謎なセンス。解釈違いのインパクトは破壊しまくるジェイクギレンホールに匹敵するよ。この映画は観た人によって異なる受け取り方をしそうなので、私には悲しみとの向き合い方についての話にみえても、配給会社には主人公と妻のラブストーリーとして映ったのかもしれない。
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