世界一キライなあなたにのyukaladdinのネタバレレビュー・内容・結末

とてもよかった！障害を抱えた人の話ではあるけれど、嫌な人が誰一人として出てこない作品、珍しい。

最後は個人的にはまさかの展開。生きてることも素晴らしいけど、「死ぬ権利」を考えなきゃ、生きる権利も語れないと思った。生きることも、死ぬことも、とても尊いし素敵なこと。
残されたひとたちは悲しいし、ツラい。
生きて欲しいと願うことも、死にたいと願うことも、反する願いではありながら、どちらも間違ってない。
正しさを求めることだけが、人生の正解じゃないと考えさせられた作品。