う〜ん、よかったんだけど
期待してる内容じゃなかったんだよなー
でもすごく考えさせられたから◎
障害者の安楽死をテーマにしてるけど、障害者になっちゃったから辛い、ってゆーのを押しすぎてて、それってどうなの？って思っちゃった. 自分が実際にそうじゃないから、気持ちはわからないし、簡単に言葉になんて出来ないけど、"障害者になった途端人生が辛くなりました、だから安楽死します" って、映画を通して伝えていいものなのだろうか、、、
だって、頑張ってる人たくさんいると思うんだよね. そーゆー人たちにちょっと失礼じゃないかな？って. ウィルが最後の最後に決断を変えたとか、ルイーザのおかげで人生が良くなったから生きていこうとか、そーゆー終わり方だったら納得いったけどなあ. もちろん、尊厳死は大事だし、肯定派の意見を持ってるけど、なんかなんだろう描き方？ストーリーの構成？なんかが納得いかなかった.
でも、扱ってるテーマはすごく考えさせられるもので、安楽死などの尊厳死って難しい問題だなって思う. まず命って誰のものなのかって考えちゃうけど、自分のものだとしたら、やはり尊厳死は許されるもので、当人の自由なんだよね. でも、命の尊厳はそこにはなくて、命そのものを大切にはしていない. かといって、命が自分以外の他の人にあるとしたら(家族とか)、それはそれで、自己決定が出来ず、人間の尊厳がなくなるんだよなあ. だから、ルイーザとウィルの考え方は、どちらも間違ってないんだろうなとも思うんだよね. ウィルの意志も大事. でもウィルは1人では生きてなくて、家族やルイーザとの繋がりがあって、そこには特別な意味づけがあるんだよ. だからこそ、QOLとSOLの対立はずっと存在し続けるんだよね、、、
