このレビューはネタバレを含みます
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○自分のためのメモ
〜夜のビーチにて、ルイーザとウィル〜
『いくら楽しくても 元の人生とは違う』『かけ離れてる』
『元の僕の姿を？』
『こんな状態じゃ生きられない』
「決めつけないで」
「私にチャンスをちょうだい」
「この半年であなたのために生まれ変わったわ」
『だからこそ君を縛りたくない』
『僕のために普通の幸せを逃すなんて』
『いつか君が少しでも後悔するのを見たくない』
「ありえないわ」
『保証はない』
『耐えられないんだ 妙な格好で走り回る君や裸の君を見ても 何も出来ないなんて』
『どんなに抱きたいか 君にはわからない』
『このまま生きられない』
「ウィル、お願い」
『聞いて 今夜こうして君といることが 君が僕にできる最高の贈り物だよ』
『これで終わらせたい』
『朝起きて まだ生きてることに落胆したくないんだ』
『回復は見込めない』
『君が僕を本当に思ってくれてるなら…』
「考え直すと思ってたのに」
『それはあり得ない 両親には半年の猶予と告げた』
「やめて それ以上言わないで」
「勝手すぎるわ 想いをさらけ出したのに ノーを繰り返すだけ」
「その上、最悪の事態を見届けろなんて」
「どれほど残酷か」
「この仕事にも あなたにも 出会わなければよかった」
〜ルイーザの部屋にて、ルイーザと父〜
《この世の誰にも、彼の決意は覆せなかったはずだ》
《他人は変えられない》
「じゃ、どうすれば？」
《愛することだ》
《お前はよくやった》
《城より広いお前の心が大好きだ》
