映像も、描かれる人の心も綺麗な映画だった。
人の温もりを感じたくなる作品。
本来なら出会うことはなかっただろう2人が、
ルーは閉鎖的な街にくすぶっていたことで、
ウィルは事故に遭い将来に絶望したことで
出会い、心を通わせることができたのはとても皮肉なことだと思う。
ルーの笑顔に、観ている私も救われた。
ウィルの本来の優しさには心が温かくなる。
特にルーの誕生日でプレゼントしたものが、パトリックとの絶対的な対比になっていて素晴らしかった。
賛否ある作品なようだが、私はとても好きな映画だった。
タイトルから想像する内容ではなかったが。原題で良かったのでは