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世界一キライなあなたにの73のレビュー・感想・評価

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)
5.0
ハッピーエンドとは何かについて考えさせられる映画だと思う
自分の大切な人にとっての幸せは必ずしも自分にとっても幸せとは限らなくて
たとえ大切な人を失ったとしても、その人が幸せになれるんだったらその選択は間違ってないと思える、相手を認めることのできる心が愛なんじゃないかなと思った
もし私の大切な人が安楽死もしくは自殺したとしても、その人にはその選択をするしかなくてそうすることが全てで幸せになれる方法だったんだなと思うから

だからこの映画はハッピーエンドだと思う
どんなに楽しい素敵な時を彼女と過ごしたからって彼はきっと心のどこかでずっと'僕がこうじゃなかったら'って思ってたはずで、最終的な選択を受け入れる彼女の心に本当の愛を感じた気がする。
でもいつか2人が再会できてることを祈ってしまった、
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