障害を持つ男性と介護をする女性のラブコメディ。
単純な恋愛や成長物語ではなく、尊厳死という難しいテーマを考えさせられる作品。(邦題は全く内容に関係ない)
イケメンでモテて、仕事も出来るウィルは、いつものように仕事へ行くとバイクと衝突してしまう。
かたや、無職となってしまったルイーザは、家族の応援の元、介護職に就く事になる。
介護職に就いた初日。
母親と面談をし、介護対象の息子と会うのだが、大変癖のある性格で引いてしまうルイーザ。
障害によって首から下が動かないその男は、ウィルだったのです。
明るくてポジティブなウィルは、すっかり変わっていました。
髭を伸ばし、生気は無く、皮肉屋でネガティブな人になっていました。
持ち前の明るさでなんとかコミュニケーションを取ろうとするルイーザですが、ウィルは心を開きません。
そんなウィルだが、お気に入りの映画をルイーザと一緒に観てから、次第に心を開きます…
まずエリミア・クラークの可愛らしさとチャーミングなところ、サム・クラフリンのクールで大人にカッコ良さを堪能出来る。
ラブコメディ要素をしっかりと楽しめるの共に、ラストは本当に深く考えさせられるし、原題の意味も考察したくなる内容。
ルイーザの誕生パーティーの描写は、色々ときめ細かくて特に好き。