ユナマリア

世界一キライなあなたにのユナマリアのレビュー・感想・評価

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)
5.0
障害を持つ男性と介護をする女性のラブコメディ。

単純な恋愛や成長物語ではなく、尊厳死という難しいテーマを考えさせられる作品。(邦題は全く内容に関係ない)

イケメンでモテて、仕事も出来るウィルは、いつものように仕事へ行くとバイクと衝突してしまう。

かたや、無職となってしまったルイーザは、家族の応援の元、介護職に就く事になる。

介護職に就いた初日。

母親と面談をし、介護対象の息子と会うのだが、大変癖のある性格で引いてしまうルイーザ。

障害によって首から下が動かないその男は、ウィルだったのです。

明るくてポジティブなウィルは、すっかり変わっていました。

髭を伸ばし、生気は無く、皮肉屋でネガティブな人になっていました。

持ち前の明るさでなんとかコミュニケーションを取ろうとするルイーザですが、ウィルは心を開きません。

そんなウィルだが、お気に入りの映画をルイーザと一緒に観てから、次第に心を開きます…

まずエリミア・クラークの可愛らしさとチャーミングなところ、サム・クラフリンのクールで大人にカッコ良さを堪能出来る。

ラブコメディ要素をしっかりと楽しめるの共に、ラストは本当に深く考えさせられるし、原題の意味も考察したくなる内容。

ルイーザの誕生パーティーの描写は、色々ときめ細かくて特に好き。
ユナマリア

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