外国映画で日本、特に東京が描かれた映画の中でも、「ロスト・イン・トランスレーション」「TOKYO!」と並んで私が好きな映画。
つれあいを亡くし、自らも病気で余命幾ばくない初老のドイツ男が、息子の出張先の東京へやって来る。妻が憧れていたこの地を死に場所とするために。
男は井の頭公園で踊っていた半ばホームレスの少女と出逢い、ふたりで富士山を目指す・・・
映画のはじめの方で夫の病が知らされるのですが、
実は先に亡くなるのは前衛舞踊をやっていて元気そうだった妻の方だったのが意外。
新宿歌舞伎町のフーゾク描写は外国映画ではお約束?