バリ

カリートの道のバリのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
3.8
元麻薬王のカリートは友人の悪徳弁護士クラインフェルドのおかげで刑務所から出所した。完全に裏社会との関係を断ち堅気になる決意をしたカリートは知り合いに託されたディスコを真面目に経営する。元恋人ともよりを戻し、順調に計画を進めていたのだったが……

楽園への脱出を試みたい悪人が自身の傲りによる因縁や同じ悪人に足を引っ張られて四苦八苦する作品。どうにもならない人生の悲哀を感じさせられる。

アル・パチーノの演技力は振り切れてるな。人生行き詰まりの人間をよくあらわせていた。ショーン・ペンのイカれた悪徳弁護士役も最高だった。
バリ

バリ