バリ

カッコーの巣の上でのバリのネタバレレビュー・内容・結末

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

精神病を装って刑務所から精神病棟に逃れてきた男マクマーフィが普通の人間らしい生活を制限される精神病棟を住みやすくしようと足掻く作品。
全編に渡ってジャック・ニコルソンの名演が光る。あとクリストファー・ロイドのスクリーンデビュー作らしい。

アメリカンニューシネマの代表作の一つ。救いはないけど妙な爽やかさが心に残る。
人間らしい感情を奪うロボトミー手術は最悪の発明だと思う。

廃人になってしまったマクマーフィをネイティブアメリカンのチーフが殺して、マクマーフィが以前言っていたやり方で水飲み台を持ち上げて窓を破り脱出するチーフの姿は希望に満ち溢れていた。

パッチ・アダムスやレナードの朝みたいに病院を舞台にした映画は心にくるものが多い気がする。
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