ちょっと変わった復讐劇なんだけど映画っぽくない復讐と言うかリアルな復讐ってこう言うものなのかってのがこの映画のポイントかと。
だからそこに焦点を当てていると思うから復讐に至る詳細なバックグラウンドはそんなに必要がなかったんだろう。
それを描いてしまうと視点は憎しみなどの感情に行ってしまうだろうから。
でもそこまで淡々としている訳ではなく、妙にじっとりする感触は何なんだろう。
一方で、銃社会への警鐘も聞こえたような気がする。
おもむろにつけるカーラジオから流れてくるのはオールディーズ。
願わくばそんなベタな感じじゃなくDJの素っ頓狂なテンションの天気の話とかだったらサイコーだった。
エンディングもしかり。
もうひとつ。
これ原題を直訳でも良かったんじゃない?