ソリ

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分のソリのレビュー・感想・評価

3.0
🚨ネタバレあり🚨

原題:Locke

A24の作品。

堅実な人柄と仕事ぶりで信頼され、愛する家族もいるアイヴァン。
そんな彼の人生がたった1つの過ちで崩壊していく様子を電話を用いた会話劇で描いた作品。

スコア付けるのが難しい🤨
車を運転しながら電話してるトム・ハーディの一人芝居が淡々と続いて緩急がないので、悪く言えば映画らしくない。
でも脚本が面白かったので良かった。

(日本版の紹介にサスペンスって書いてあったけどサスペンスではなくない?)

ハラハラドキドキはないが、この先どうなるのかな?と気になって鑑賞できた。

原題の Locke、主人公の名前か〜どういうことだろう〜と気になったけど、
終わってみたらなるほどアイヴァン・ロックという人物の人生が数時間で変わってしまったんだな、彼の物語だったんだなって納得。

父親に話しかけるシーンの世界観謎だったけど、
「一族」って言葉がトムハのセリフに出てきたし、
題名が “Ivan Locke” じゃなくて “Locke” なのも、アイヴァンが父親(血筋)をかなり意識してることが関係してるのかな。

コールドウェル選手⚽️の件が印象的だった。
いつもミスばっかりの彼がこの日の試合では大活躍。
→完璧人間だったアイヴァンが堕ちていく様と対照的。

アイヴァン視点で観てるから仕事応援してたけど、確かに奥さんからしたら、急に「今からワンナイトとの間にできた赤ちゃん産まれる」って告白された後に役所の人の電話番号教えてって頼まれたら(こいつイカれてる)ってなるよな😂😂😂


スタッフ(DVD収録の特典映像より)
「この映画の成功は主演の俳優にかかってた。運転シーンだけで魅了できるのはトム・ハーディだけだと意見が一致した。
観客に映画の続きを観たいと思わせてくれるのはトムの実力のおかげだ」
「英国一の俳優だよ。その表情や個性によって観る者を釘付けにする」

確かにトムハだから画がもったのは間違いないんだけど、
この役にトムハの良さが活かされてるとは思えない。


でエンドクレジット見てびっくり!
オリヴィア・コールマンにアンドリュー・スコットにトム・ホランド!!!!

めっちゃ豪華じゃん!!!!!!!!!!
ソリ

ソリ