チーズマン

天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬のチーズマンのレビュー・感想・評価

2.9
これでいいのだ!…ろうか。

赤塚不二夫生誕80周年記念として企画された、『秘密結社鷹の爪』などのFROGMANによるFlashアニメ映画。
それに見合うだけの面白さだったかどうかは別にしてもチャレンジングな作品なのは間違いと思います。
なにせ、バカボンのパパの本名をめぐって悪の組織と政府とのいざこざに地獄から蘇ったネロとパトラッシュが参戦するというすごい内容。笑
どちらの作品も好きだったんだろうなというのはなんとなく伝わってきましたけどね。

良く言えばシュールな、悪く言えば薄〜い、その笑いの境界線を上下してましたね。
“バカボンのパパの本名”だけを好奇心に映画を最後まで引っ張るのはなかなか厳しかったように思います。
劇場版じゃない方の『秘密結社鷹の爪』は好きだけど、あれは、あの短さでポンポンと見てしまうリズム感みたいなものが心地よかったんだと再確認しました。
クレイジーケンバンドのED曲は良かった、というか映画で言いたかったったようなテーマがこの2、3分の曲をの方がよっぽど分かりやすかったのがなんだか可笑しかったです。
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