はげ

おんなのこきらいのはげのレビュー・感想・評価

おんなのこきらい(2014年製作の映画)
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「かわいい」って言葉がなくなればいいのに。
好きな人に執着するあまり必死になる様をお化けみたいって言われるのしんどい。
好きな人だけにちゃんと真っ直ぐなのに。
「可愛い」が故に主人公はしなくてもいい経験をする。ある意味彼女は知らない間にきっと欲や嫉妬で他人から搾取されたり本人に他人からの念を押し付けられてるはず。
表面で得してるように見られるひとはどう生きていけばいいんだろう、勝手に期待されて勝手に妬まれて勝手に本人を想像の世界で完結させる。かわいそう
どんどん病んでいく。

「穴の空いた入れ物に水を注いでも水は溜まらない」と誰かが書いてたの見てすごく共感した。今後も主人公の心は埋まらないし、相手の言葉に含まれる意味全てが「自分のため」でないと、気が済まない。
自分を客観的に見ると面倒くさいことを言ってるとわかってても心が不安定だから止められない。「自分をわかってほしい」と結局自分のことばっかりって他人に思われる、、ずーっと辛い、どうやったら抜け出せるんだろう
はげ

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