しょーちゃん

ローマに消えた男のしょーちゃんのレビュー・感想・評価

ローマに消えた男(2013年製作の映画)
3.5

政治家という孤独な仕事に疲れ、人生の意味を自問自答して“消えていく”エリンコとその替え玉として突如現れ、驚くべき機知とユーモアで政界に大旋風を巻き起こしていくショヴァンニ。
対照的なこの二人のキャラクターに、理想と現実、光と影、一般人とヒーロー、ありとあらゆる二面性を表現していく。

まず突っ込みたいけど思い切って書いてしまうが、主人公は「パリに消えた男」だ。しかし「ローマに消えた男」の方が気になって仕方ない。物語には合ってなくもない邦題だった。微妙に意味合いが変わってくる邦題に変えられた映画って多いですよね(笑)

ラストもえっ?ってなる想像出来ないものだったので結構オススメです。
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