バタコ

ディーン、君がいた瞬間のバタコのレビュー・感想・評価

ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)
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スターになる前の個性的で繊細な才能ある役者と、野心があるこじらせている写真家。記憶で見たことのあるジェームスディーンの写真が蘇る。デインデハーンのイメージに違和感があり、違う人の話を見聞きしている気持ちがぬぐえなかった。が、後半は作品のなかに取り込まれて、一人のムービースターをめざす若者の短い人生のひとコマを見せてもらっているような気持ちになった。映画業界になじめないで、それでも演じることが好きで、一人で苦しんでいる。当時のアメリカの都市部と田舎のそれぞれの雰囲気が心地よかった。
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