全体的に手堅い内容ではあるんだけど、前作より壮大さやワクワク感という面ではかなり劣る出来。
大味なアクションシーンは恒例なので良いのだが、なんかもう無理矢理見せ場を作ろうとしてる感じがあった。特に水中のシーンとか。あんな息を止めて物理的にチップを交換しに行くとか、もっとスマートにハイテクなやり方無かったのかなと。
冒頭の飛行機のシーンがピークで、その後はさすがに年なのかイーサンが劣化しているように感じた。
前述の水中ミッションで、溺れて気を失った所を仲間に助けられたり、車が横転して見動き取れなくて敵に殺されそうになるが偶然仲間に助けられたり、バイクで疾走するも大コケしたり（「MI:Ⅱ」の時のカッコ良さは何処へ？）
なので、何をやらせても、ほんとに大丈夫なのか？と、心配してしまい終始ハラハラドキドキ…。
冒頭、IMFの解体の理由として偉い人に「彼らは偶然に頼りすぎている。これまではたまたま成功しただけに過ぎない」とか言われてて、あぁ確かにー、と納得してしまいました。
