あまりにも惜しい出来
全体的に『遊星からの物体X』を意識している気がするけど、テンポがイマイチなのと全く展開に捻りがないので凡作程度の仕上がり
ただ、様々な生物のDNAを配合させたクリーチャーの造形は非常に良かった
程良く人体破壊描写も登場するし襲撃シーンもハラハラさせてくれる
そして視察に来た女大臣が何と言っても最強
拳銃を持った護衛がクリーチャーに惨殺された時は大泣きしていたのに自分がクリーチャーに襲われそうになるとドリルで撃退するしピンセットで幼虫を取り出すという手際の良さを披露
少し盛り上がりに欠けるけど、B級モンスターパニック映画の入門としてはかなりオススメです