意味は全然分からないけど面白かった!!
まずオープニングから超絶カッコいい。なんじゃあのクレジットの出方。ゆーっくり動くカメラ。最高。
トイレの落書きも、彼らの背景も目的も、何も分からないから、それを理解しようとするのはやめて、音楽のように楽しんだ。
美しい画と複雑すぎる音声処理。編集。意味分かんないのにこんなに見てて気持ちのいい映画はそうそうない。
エドガー、最初からウド・キアだった?!終盤(「やき」での銃殺シーン)でようやくウド・キアじゃん!!と思ったんだけど。
ウド・キアの出演範囲の広さヤバいな。
フォルカー・シュペングラーは『13回の新月のある年に』と同じくまた女装家で、その設定が後に真相が明らかになるところでも活かされていたり
フランツ(ギュンター・カウフマン)が泣きながら座る時に前に電話が置いてあるのも、たったそれだけの描写で彼が裏切ったんじゃないかという疑惑を濃くさせていたり、さりげない演出の巧さもすごい。
【一番好きなシーン】
フォン・シュタインが大暴れするところ。