えぬ

第三世代のえぬのレビュー・感想・評価

第三世代(1979年製作の映画)
4.3
冒頭からばっちばちにキマっててやられた。意志と表象としての世界!単純に「テロリズムは資本をよりよく保護するために資本が生みだしたアイデアだ」ということらしいけど、本当にストーリーは置いといて、映像にこれでもかと氾濫する音と言葉にただただ流されていた。映画館で浴びたすぎる。理解できる/できないじゃなくて意味すら考えずにただ受け止める。当時ファスビンダーがよかった映画として挙げてる『惑星ソラリス』や『たぶん悪魔が』を入れてる(らしく)早急に後者を観ねば。わたしの好きな監督たち、映画の中で映画について語るな。

「映画とは1秒25回の嘘」「すべて嘘であり同時に真実だ そして真実は嘘の中にある」

(東大の学祭で出会ってこれを教えてくださった名前も知らない映画好きの方、ありがとうございました)
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