キッチー

ロビン・ウィリアムズのクリスマスの奇跡のキッチーのレビュー・感想・評価

3.8
弟の子供の洗礼のためクリスマスに実家に呼び出されたボイド(ジョエル・マクヘイル)は、子供のクリスマスプレゼントをシカゴの自宅に置き忘れてしまい、急遽、取りに帰ることに...ところが車が故障し、仲の悪い父親(ロビン・ウィリアムズ)と取りに行くハメになる。父親は口が悪くてボイドとは口論ばかりしているが、外では息子自慢の親バカだった。ボイドの方は本気で父親を嫌っており、そのことに気付いた父親はショックを受ける。

ロビンは、頑固でうるさいおじいさん役で序盤は硬い表情でしたが、息子に相手にされず寂しく落ち込んだり、息子を守ろうするシーンでは表情豊かに演じていました。ボイドとの絡みも自然でしたね。親子で同じ時間を共有することで、徐々にお互いを理解していくストーリーも良かったです。

同じ警官に何回も違反キップ切られたり、仮設トイレ落っことしたり、笑えるシーンも多く楽しかったのですが、ロビンの遺作であり、ラストに追悼の言葉が出ると少し落ち込みました...
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