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わたしに会うまでの1600キロのRのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「気にするな、俺は挫折の連続だ、釘よりもハンマーになりたい」「俺なら仕事も結婚もPCTも初日で辞めるな、続けられねえから、仕方なかった…無理だったんだから、ほかに選択肢は無かった」「どんなに準備しても痛みと暑さには勝てない」「いずれ問題は他のものに変わるから」
ジャンマルクヴァレ監督の映画はめちゃくちゃ自分に合うみたいで、見る度に映画を見ている!という感覚が味わえるから大好きだ。主人公がゴールにたどり着いた後の目や、子供と話した後にしゃがみこんで泣くシーンが印象的だった。お母さん役のローラダーンにこれまた泣かされたなあ、生きることは乗り越えることなのだろうか、敬虔なんだろうか、強く生きられる事なんだろうか、落ちた先の地獄から這い上がる事なんだろうか。
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