わたしに会うまでの1600キロのDiamanteのレビュー・感想・評価

膨大な時間の中で、辛いことをたくさん思い出しながら、過去の母親の言葉に感化され、自傷行為を繰り返していた自分と見つめ合う主人公の姿に感銘を受けました。
自伝がヒットしているのは、自分を含め過去の苦悩と自問自答しながら、変わりたいと願う共感者が多いからだと思いました。
「良かったことだけを考えて、それを大事にしなさい」というセリフは、とても難しいことだけど、あの境遇にあった母親の言葉だけに、深く残りました。
サイモン&ガーファンクルの歌と相成って、中々渋い映画でした。