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幸せをつかむ歌のkuuのレビュー・感想・評価

幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)
4.0
スタンダードプードル+商品番号+トイピアノ◎



監督ジョナサン・デミ×脚本ディアブロ・コーディのホームコメディです。

数年前テレビで視聴、今回は配信での再鑑賞です。

ロックを愛する余り家族と埋められない溝を作ってしまった歌姫のお話です。

主演のメリル・ストリープが新旧のロックナンバーを歌いまくります♪
アルバム1枚だけ出して人気が陰ったバンドのボーカルです。
彼女のバンドは地元の中高年が集まるバーで演奏を続けています。
1枚とは言えアルバムを出したり地元にファンがいるのは凄いと思いますが…
メジャーでない歌姫っぽく見た目も歌も完璧でないところが良かったです👍

ストリープとメイミー・ガマーとの母娘共演も話題でした。
メイミーは鬱病の娘役なのですが真に迫っていて驚きました!

でも、この映画を観る最大の理由はストリープの相手役です。
リック・スプリングフィールドが出てるから観たのです!
何歳になってもカッコいい‼ずっと見惚れてしまいました🥰
ボーカルはストリープなので歌は少ししか聴けないのが残念です。

そして映画の中のバンドのメンバーがとてつもなく凄いんです!
調べて驚きました‼超一流のサイドマン達に感動せずにはいられません😭💕
ベースはリック・ローサス
キーボードはバーニー・ウォレル
ドラマーはジョー・ビテール
興味のある方は一度ググってみて下さい。特に洋楽好きなら腰抜かすレベルです。

バンドが演奏する楽曲は一部を除いて全てカバー曲です♪
そのオリジナルが素敵な曲ばかりで思わずYoutube等で聴きまくりました(笑)
わかる範囲でコメント欄に載せておきます。

台詞も面白くて有名なミュージシャンネタがいくつも出て来ます!
特にロジャー・ダルトリーの名を聞けたのが嬉しかったです😊

その他キャストもケヴィン・クライン、オードラ・マクドナルド、セバスチャン・スタンと豪華です!

あまり評価の高い作品ではないようですが私は楽しめました♪
ジョナサン・デミ監督の引き出しは多くて何でも撮ってしまうんですね!
この作品が遺作とは…もっともっと色んな作品を観たかったです✨
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