タマ

キャロルのタマのネタバレレビュー・内容・結末

キャロル(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

全体を通してトレース紙1枚通したような空気感の中で、ケイト・ブランシェット様の心のひだをなぞるような演技が続くやばい映画。
何を考えているかわからないように見えて何層もの奥底では強く純粋な芯の通っているキャロルがただただ美しかった。
愛してる言えたねよかったね。。キャロルにとってはテレーズに愛してるっていうまでの物語。
最後テレーズを見つけて微笑みを浮かべたまま見つめ続けるキャロルが最高だった。あの後何事もなかったようにテレーズが席について、同席の人に紹介された後、そっと手を握ってほしい。
赤い口紅とネイルがすごく目に残った。
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