バニラ

キャロルのバニラのネタバレレビュー・内容・結末

キャロル(2015年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

クリスマス前のNY、高級百貨店のおもちゃ売場で出逢うキャロルとテレーズ。
キャロルは離婚協議中、自分の世界からの逃避先がテレーズと一緒の時間に。
テレーズもキャロルの世界にどんどん引き込まれていき、お互いが何ものにも代え難い存在へと発展していく。
わかったようなわからないような、同性愛でしたとは結論出来ないのか。
情熱的で自由奔放なキャロルにはケイトブランシェットでマダム風な役どころにピッタリ。
テレーズにはルーニーマーラ、ドラゴンタトゥーのインパクトが強烈なのでまるで別人、徹子の頭サーカスみたいな帽子が被れる不思議。
二人凄い演技力、冒頭おもちゃ売場での無言で見つめ合うシーンや車に乗って顔のアップなど思わず緊張して見てしまいます。
そして禁断の恋愛はどうなるのかな。
ネタバレ。
キャロルはテレーズに一緒に暮らしたいという思いを伝えます。
場面は変わりテレーズはパーティ会場、二人は別の道を歩むのかなと。
テレーズはパーティを抜け出してキャロルが会食をしているレストランへ、言葉もなくまた見つめ会う二人の素晴らしいラスト、愛と共に生きていく結末なのだろう。
友達以上の存在みたいでずっと一緒じゃいけないのかなとよくわからなかったけど最後は同性愛だった。
言葉なく見せるシーン、感情に合わせるピアノが素敵だったのはわかった。
バニラ

バニラ