キャロルのレオのまる子のネタバレレビュー・内容・結末

同性ながらも強く惹かれ合う女性たちのラブストーリー。
人が恋に落ちる瞬間ってこんなに美しいものだったんだ、、言葉はもちろんだけど、2人の「眼差し」がすごく印象的だった。目が言葉や動作では伝えられない何かを表してる。すごく強く。相手に溢れる思いを伝えようとしている。
そして、なによりファッション、音楽、映像、全てが絵画のようで美しい、このしっとりとした50年代のクラシックな世界観が大好き！
私はLGBTの作品に対して抵抗とかいうものは全くなくて、純粋な気持ちで楽しめる方だと思う。
だって人を愛する方法は沢山あるのだから。
愛すべき人は沢山いるのだから。
この映画を観た人がほぼ全員好きであろうラストシーン。セリフは一切なし、ただただ見つめ合う。何を思っているのか。そう考えながら終わっていくこの素敵すぎるシーンは何度も観てしまう。サントラも最高。
また、いつか観る気がする。いや、観る。