やまけ

キャロルのやまけのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
3.6
「自分の知らない何かが空っぽの自分を満たしてくれるはず」というテレーズの考えが学生時代の筆者とダブり、複雑な気持ちになった。

決して平坦でない道を通ってきたにもかかわらず、(結果論ではあるが)テレーズをそこに引きずり込んでしまうキャロルの業が、本作の最も味わい深いポイントであると感じた。
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