弟二郎

キャロルの弟二郎のレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
4.6
普通に恋愛映画としてしびれるクラス。同性愛ものでこんな共感できるなんてウェディング・バンケット以来かなあ。同性愛への抑圧を単なる恋愛の障害のひとつとして描く視線がいい。許されぬ恋が普遍の輝きを放つ一瞬。恋だろ、恋。
ケイトブランシェットやや大味。がオスカーを手にした余裕で引き立て役に回ったかと思えるほどにルーニーマーラーがこれがもう最強。娘への愛情面に説得力不足を感じたりもするものの。煙草がやたら美味そうだし。久しぶりにラスト鳥肌。
弟二郎

弟二郎