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キャロルのLUMのネタバレレビュー・内容・結末

キャロル(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

最初の車から外を眺めてるシーンから、撮り方が綺麗だなと引き込まれた。美しい映画。
前から思ってたけど…ルーニー・マーラめちゃめちゃかわいい。本当にかわいい。彼女の儚げな美しさ。「あなたは結婚したいの?」という問いに、「私はランチのメニューも決められないの」。彼女を表す印象的な台詞だった。
2人の楽しげな旅の始まりは、あぁこういう感じ忘れてる、というか知らない?と思った。恋の始まりの、顔を見られるだけで嬉しくて、でも相手をもっとよく知りたくて、もっと側にいたい感じ。
ケイト・ブランシェットの決断のシーンは涙が出た。彼女の葛藤が本当によく表れていて。本当は手放したくないけど、手放す他ないのだと。自分に嘘をついて生きてはいけないと。
ささやかな、秘められた恋が、決して派手な演出はないけどドラマチックに描かれていて素敵だった。映画館でどっぷり浸って観れてよかった。
ルーニー・マーラは今まで脇役でしか見たことなかったけど、今回のようにもっと彼女の美しさをフィーチャーした作品を観たいと思った。
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